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フィードバックをもらう

Instagramから飛んで植野有砂のインタビュー記事を読んでみたらなかなか面白かった。内容はその人のキャリアについてで、サイトの中で同様のインタビュー記事が色々とあったのでつい読みふけってしまった。

この4月に新卒入社後2年働いた会社を辞めて転職したばかりの私にとっては納得の行く話ばかりで、自分の考えていることを肯定してくれている気がして読んでいてちょっとすっきりした気持ちの金曜日。

転職を応援してくれた人もいたけどもやっとすることを言う人もいて。(環境のせいにするなとか)転職を決めた当時いっぱいいっぱいでどうしていいかわからなかった自分にとっては、よく頑張っていたと思うし、むしろ落ち着いて考えても自分にはどうしてもコントロールできないことがあったのだから環境を変えるのもいいことと自信を持って言えるのでその言葉が尾を引くわけではないのだが。

 

前の職場であまりよくできなかったから、今の職場でできるようになりたいと思うことはある。それは上司とのコミュニケーションをとって、自分へのフィードバックを得ること。ミスターミニットの社長のインタビューを見て改めて思った。

当時を振り返ると、はじめは自分の今後の方向性とか、業務内で感じたこととかをよく話していたように思う。そして自分がどうしたいという希望も。言ってしまえばその希望が叶わず、その理由の説明がなかったから不信感を持つようになってしまったのだ。

・申請→却下(説明なし)の繰り返しに私は結局嫌気がさした

・理由の説明がなされない何が悪いのかわからない環境の中で、自分の成し遂げたいことをどう遂行していけばいいのかがわからなくなってしまった

・自分のやりたいことを実現するべく会社をこうしていきたい、と考えたとき実現のために必要なことがわからない(何かが叶わなかった時、どうしてなのかどういう対策をとればいいのかが明確でない)という環境の中でのビジネスの成長に限界を感じた

この3つのことが私を転職活動に向かわせ、希望の会社に内定をもらえたことがだめ押しとなって会社を辞めることにした。

 

もちろん、申請→却下(説明なし)のステップでは理由も聞き、説明されたことに対して納得いかなくても上司にも事情があるのだろうという忖度を繰り返していた。そしたら、自分の心のバランスが取れなくなってしまった。

もしもこのとき、「お前ウザい」と言われるほど脇目もふらず食い下がっていたら状況は変わっていたかもしれない。どうして自分はこれがやりたいのか、というある種の根回しをよくやっておけば上司を動かせたかもしれない。せめて、自分が納得のいく説明を得ることができたかもしれない。いい意味での図々しさが足りなかったのだと思う。

 

どの人のインタビューを読んでも、上司にフィードバックをもらって学びとできているのは自分の考えたことを主張した人だ。今まではそれが足りなかったのだと、改めて感じた記事だった。

そして、以下の一文。

「そもそも私たちは、これだっていう成功体験がない世代。金融バブルもITバブルも経験していないからこそ、金融をやらなきゃ、ITをやらなきゃって考えもないし、それさえやっていれば安泰だとも思わない。つまり新しいものに取り組みやすい世代だと言えます。非常にフラットな思考で物事にあたれるし、分かりやすい成功パターンに走らず、自分なりの成功像をつくることができる。それが今の20代の大きな強みだと思います」

type.jp

 

新卒で入社して2年勤めた会社を辞めるということには色々言われた。「最低3年」「辞めグセはつけないほうがいいよ」とか。考えてみたらその人たちと私とで人生の大半を生きていく世の中のタイプが違うわけで、もちろん自分で考えた結果一つの会社に長く勤めることに価値はあると思うし逆も然り。自分なりに考えて納得していればまあいいんじゃないかな〜と前向きになれた。

 

今日もいい1日でした。

 

 

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